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ペレットストーブの設置について

2018年7月4日

久々の投稿です。

今年は暖冬の為かペレット燃料の売れ行きが今一つでした。

ここ福岡でも、どうかすると4月の上旬までは朝晩は火の気が欲しい日もあるでしょう。

少しは備蓄された方が良いと思われます。

 

さて、ペレットストーブを導入しようとされている方々より多くの質問が寄せられるのが煙突についてです。

イメージ的には、薪ストーブの様に結構お金がかかるのでは?

家の屋根・天井や壁に大きな穴をあけて大掛かりな工事をするのでは

と、心配されていることです。

まず、ペレットストーブの煙突は、正式に表現すると”排気筒”となり煙突ではありません

一般的に、排気筒も煙突とひとくくりにして言ってしまいがちですが

排気筒とは、ガス給湯器や石油FFファンヒーター・灯油ボイラーなどについている物で260度以下のものに用いる。

煙突とは、窯や炉など260度を超えるものに用いる。と定義されています。

よって、薪ストーブは煙突で、ペレットストーブは排気筒となります。

 

また、ペレットストーブの排気管(煙突)は、写真の様に2重管となっています。

真ん中の方で排気を行います。周りの方は、燃焼するための空気を取り入れる給気の通り道です。

冬場の外気温を吸気するので、排気は結構冷やされて排出されます。

実際に排気管(煙突)を手で触れてもあったかい程度でやけどをするような熱さはありません。

また、ペレットストーブの排気は、排気ファンで強制的に排出されているので薪ストーブの煙突の様に高く上げる必要もございません。

薪ストーブの煙突は、まっすぐ真上に高くつけるのが基本です。

煙突効果(ドラフト現象)と言って、あったかい空気が上へ上へと行くことを利用しているためです。

また、薪ストーブの煙突は熱いので煙突の周りを大きく開口しなければなりません。

その点、ペレットストーブの排気管(煙突)は熱くない為、壁貫通させるのも排気管(煙突)の直径より少し大きめの穴をあけるだけで済みます。

この事より工事費が全く変わってきます。本体価格は薪ストーブもペレットストーブも機種によってお値段が変わってくるので一概には言えませんが…

 

ペレットストーブの排気管(煙突)の設置方法は、大きく分けると二通りございます。

下図のように、室内で排気管(煙突)をある程度(一般的に1500~2000mm)立ち上げて壁貫通して出す方法と、

ペレットストーブの真後ろで壁貫通して外に出し、そこから1000~1500mmほど立ち上げるのが多いです。

室内立上をご希望される方は、ペレスターやXXV・エンプレスと言った4つ足タイプの見た目が薪ストーブのようなタイプを選ばれる方が多いです。

こちらのメリットは、ペレットストーブをいずれ買い替えられるときに煙突の高さ調整で何とでもなりますのでどの機種に買い替えられても壁の穴をあけなおす必要がございません。ただし、煙突分ペレットストーブが室内に出てきます。コーナー置きにすればそれも解消されます。

屋外立上は、壁近くまでペレットストーブをつけることにより、室内の空間を有効に使えます。こちらの設置方法は、ヨーロッパ系の四角いペレットストーブをお求めになる方が多いようです。ただし、ペレットストーブを買い替える場合は、壁の穴をあけなおす必要が出てくる場合もあります。

排気筒.jpg

本日は、排気管(煙突)について述べてきました。

この内容は全てのペレットストーブには適用されません。メーカーや機種によって変わってきますのでご購入されるときによくご相談されてください。

また、家の構造や設置する場所によっては、屋内設置・屋外設置を選択できかねることもございます。

心配であれば、建築会社さんとペレットストーブ屋さんと三者で協議される方が無難でしょう。

お客様より、ペレットストーブをここに着けて排気管(煙突)をこのようにしてっておっしゃって、ペレットストーブ屋さんが”はいよ”って簡単にお返事される場合は要注意です。そのペレットストーブ屋さんは家の構造を勉強されていない場合が強いと思われます。柱や筋交い等の家の構造を傷つけたりすると非常に怖いです。

 

PS.

実は、エアコン設置に関しても同様。エアコン設置も壁に穴をあける工事が必要となりますので十分にご注意をされてください。

 

 

 

 

 


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